2023/08/25 05:38
私にとって、色はいつもマジカル。
小学校の美術の授業で、パレットに残った青とオレンジの絵の具を混ぜると鮮やかな紺色になった。
(今となっては、それはとても当然の結果なのですが)
その頃の私には衝撃的でした。
一緒に見ていた友達も目をキラキラさせながらビックリし、
家に帰って母親に、それを言うと
「へぇ〜っ、紺色になるのかー!」と驚いてくれて
私はある種の魔法を発見した様に有頂天。
高校生になると、
制服がない私服の学校に入学しました。
思春期真っ只中で自意識も最高潮の時。
オシャレに見せたくて
毎朝、服の色合わせの実験が繰り広げられました。
ある時、幼馴染と
レインコートを買いに行きました。
Michiko London だったか
とても素敵なデザインを発見
セールだったのか予算以内
青と赤のチョイスがありました。
私は青が気になり、
友達は赤が気になり、
でも、お互いに鏡の前で
ちょっと似合わないなーとガッカリ。
でも、ふと色を交換してみたら、
顔色がパッと明るくなって
お互いに
「あー、似合うー!」
と大喜びでお買い上げ。
今となってはポピュラーな
カラー診断。
当時はそんな言葉も
知らなかったけれど
似た様な事をして
楽しんでいた様です。
色は何だか、
ちょっと不思議で、
驚きをくれる
身近だけど特別な存在
色と一緒に思い出す記憶は
色鮮やかで鮮明で
まるで『今』その時を体験している様に
思える事があります。
感動がありありと蘇ってきて
明るさや匂い
温度感
躍動感さえ感じられる。
あなたにも
色にまつわる
ワクワクの思い出
ありませんか?