なぜ色なの?

色彩心理では、アートセラピーの中でも、特に色にフォーカスしています。

その理由は、

○色は感情との繋がりが深いから。

○意識に上る前の
潜在意識もキャッチャしやすい。

○脳を活性化し
記憶を呼び覚ます効果が期待でる。

○色には善悪がなく
言葉だとはばかれる事も発散しやすい。

○言葉にならない気持・感覚も
表現しやすい。

○知識、技術の違いに関係なく
自由度が高い。

(ex.絵が苦手でも、塗り絵はしやすい)

などなど

色が欲求の満足や解消に有効?!

無意識的な欲求が
満たされ・解消されるのに

何より力を発揮するのが

『色彩』。


五感の中でも
最も多く情報を得ると言われる

『視覚』

を通しヒトの感情に
強く働きかけるからです。

(※人間は情報の87%を視覚から
得ていると言われています。)

脳回路での感情肥大

「お買物は好きだけど
不用品の処分ができなくて

クローゼットやお部屋が
パンパンになってしまった」

そんな話しを聞かれた事も
あるのではないでしょうか。

脳の中でも
同じ事が起こります。

人間の脳は

情報の
インプットと
アウトプットの

二つの回路で
バランスをとっています。

それが崩れる理由の
多くは

感情の発散(アウトプット)
の働きが弱まった時。

インプットは割と自動的

でも、
アウトプットは
意識的に行わないと
「肥大」しがちです。

このような心のケアに
効果を発揮するのが、

「色彩表現」を用いた
アートセラピーです。

視覚や触感を刺激し

脳の感覚と感情を
結びつけてくれます。

色で感情のアウトプット

色彩による
「表現=表に現す」
は、文字通りアウトプット

ぬり絵でも
自由画でも
繰り返し体験すると

アウトプットの回路を
育んでいくことが出来ます。

脳内の代謝がスムーズになると

溜まって固まっていた感情が
解消できます。

抑圧された欲求も
代謝されると

建設的に満たすアイデアや
別の気持ちなど

脳内に
新しい情報や感情を
取り入れるスペースが
生まれるのです。